ニューヨーク出身のヴィットリオ(ジェームズ・ルッソ)はローマで、ブルジョア家庭に育ったビアンカ(エレオノーラ・ブリグリアドーリ)と恋に落ち、生活を共にしていた。彼女の潜在意識の中に、暴力を振るわれたいという欲求があることに気づいたヴィットリオは、それに応じるうちに次第に自分も暴力行為を行ってからでないとエレクトしないようになる。殴るだけでなくベルトを手にするまでに及んだ彼を裁判所に訴えたビアンカ。裁判が進行するにつれ、理性ではヴィットリオを激しく非難しながらも、ビアンカは、躰の、そして心の奥深いところでヴィットリオを許している事実を自覚しはじめるのだった。ついにはビアンカは、裁かれようとしている当のベルトの儀式を、むしろ激しく希求している自分になすすべもなく愕然とするのだった。 ファンタジー
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